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2007年 10月 05日
夏に東北旅行で岩手、秋田へ行きました。
岩手は盛岡へ、秋田は角館へ 角館でどうしてもどうしても気になったのがイタヤ細工でした なかなかタイミングが合わずだったのですが、秋田を出る日に奇跡的に職人さんとお会いすることができました。 そのご夫婦は突然の訪問にも関わらず気持ちよく作業場に案内して下さり、実際に作業をしながらその行程や作業内容を説明してくださいました。 昔は農具として使われていたイタヤ細工ですが、今は民芸品として作られています。 そしてやはり時代の流れとともにその担い手は減少しているそうです。 今回の旅でお会いできた佐藤さんご夫婦は山に材料の切り出しへ行くところから作品の加工まで全工程をお二人でされています。 見せて頂いた作業は・・・ まずイタヤカエデの原木をナタで割り、それをさらに小さく割ります。そして幅を決めて余分を削り取り、口と足を使って年輪に沿ってはいでいきます。 そしてさらに材の表面をならし、面取りをします 出来上がった材はとてもなめらかで綺麗ですが、この作業の時点で薄すぎて使えなかったりささくれて使えなかったりするものも出てきます その行程を終えて、やっと編む作業が始まるのです 実際にその作業を見せて頂くと、出来上がったものから溢れる「気」に納得がいきました 角館の何箇所かでイタヤ細工を見たのですが、「青柳家」という武家屋敷に置いているものがどうしても忘れられなかったのです その青柳家にだけお店を持ってらっしゃるのが佐藤さんご夫婦だったのです この美しさはあの全作業と、それを通して込められている佐藤さんご夫婦の「魂」から生み出されるものなのだと感動しました 作業を見せて頂いた後は再度「青柳家」に連れて行って頂いてイタヤ細工を購入し、その後美味しいおそば屋さんに連れて行って頂きました 佐藤さんご夫婦のイタヤ細工の紹介記事が「おしゃれ時間。07 autumn&winter issue」に載っています 作業の説明をしながら編んでプレゼントして下さったイタヤ馬 親子で持っているといいそうです。 前日に青柳家で一番上の大きい馬を買っていたので、 偶然親子3人揃った形になりました。 大切なお守りです。
by orukka
| 2007-10-05 09:30
| 旅
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